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中国よもやま話

講師 千原 靖弘

内藤証券投資調査部

1971年福岡県出身。東海大学大学院で中国戦国時代の秦の法律を研究し、1997年に修士号を取得。同年に中国政府奨学金を得て、上海の復旦大学に2年間留学。帰国後はアジア情報の配信会社で、半導体産業を中心とした台湾ニュースの執筆・編集を担当。その後、広東省広州に駐在。2002年から中国株情報の配信会社で執筆・編集を担当。2004年から内藤証券株式会社の中国部に在籍し、情報配信、投資家セミナーなどを担当。十数年にわたり中国の経済、金融市場、上場企業をウォッチし、それらの詳細な情報に加え、現地事情や社会・文化にも詳しい

【第63回】幻の毒薬は実在したのか?~新発見が揺るがす「鴆」の伝説

【第63回】幻の毒薬は実在したのか?~新発見が揺るがす「鴆」の伝説

2026年02月05日 公開

司馬遷の「史記」など中国の古典を読むと、しばしば「鴆毒」(ちんどく)という毒薬が登場する。例えば、「奇貨居くべし」の故事で知られる呂不韋(りょふい)は、最初の皇帝である「始皇帝」の実父と噂された人物であり、中国統一前の秦国で権勢を振るったが、最期は流刑に処され、鴆毒の入った酒を飲んで自殺した。呂不韋は鴆毒を自殺に使ったが、この猛毒の主な用途は暗殺だ。

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【第60回】多様化する日本人~試される日本社会の包容力

【第60回】多様化する日本人~試される日本社会の包容力

2025年11月05日 公開

日本人の大多数は、自分の民族名に無関心なまま暮らしている。日本人のほとんどは大和民族なのだが、それが意識されることは、ほとんどない。日本人は国籍と民族を異なる概念として扱う意識が薄い。その背景には「単一民族国家」としての長い歴史がある。

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【第57回】コーカン族と特殊詐欺~中国政府の怒りを買う

【第57回】コーカン族と特殊詐欺~中国政府の怒りを買う

2025年08月05日 公開

中国の雲南省に接したミャンマーのシャン州北部に位置する「コーカン」は、面積が1900平方㎢弱で、日本の香川県ほど。ラオカイ市(老街市)を中心に、約16万人が住んでおり、住民の大部分がミャンマー政府公認の少数民族「コーカン族」(果敢族)。コーカン族とは17世紀にコーカンへ移住した漢民族。言語や習俗は雲南省の漢民族と同じだ。

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【第55回】漢民族もミャンマーでは少数民族~コーカン族の戦争と麻薬

【第55回】漢民族もミャンマーでは少数民族~コーカン族の戦争と麻薬

2025年06月05日 公開

中国の雲南省と国境を接したミャンマーのシャン州には、タイ族の一派であるシャン族をはじめ、さまざまな民族が住んでいる。シャン州のラフ族(拉祜族)、リス族(傈僳族)、ワ族(佤族)は、中国政府が公認する少数民族でもあり、国境を跨いで分布することから、「跨境民族」と呼ばれる。同じ民族が両国で別々の名で呼ばれることもあり、中国のジンポー族 (景頗族)とハニ族(哈尼族)は、ミャンマーでは「カチン族」、「アカ族」という。

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