今回はベトナムに行ってきたのでちょっとご報告。知り合いの化粧品会社の会長から「あちらの財閥の方が再生医療に興味があるとのことなので、先生ご一緒に。」とお誘いがあったからなのだが。ベトナムに関しては色々とお話があったのでちょうど良いかなと思って受けたのだ。
決してご招待だからだけではありませんよ。「先生、忙しいからたまには休養も兼ねていきましょ。」なんと優しいお言葉!ウチのスタッフにも是非聞かせてやりたいのだが、そんなこと言ったら「やっぱり遊びに行くんかい?!」みたいになるので内緒。あくまでお仕事です。お察しください。実際、飛行機の便だけ教えてもらってて、あちらでの日程がわからない。「あちらの会長さんの日程がまだ、確定してないらしいけど、ちゃんと〇〇ちゃんがアテンドしてくれてるからね。」アテンドしてくれてるのは〇〇ちゃん。2回ほど会ってるから一応顔見知りだ。日本に帰化してるけど、ベトナム人の女性でなかなか元気なやり手。なんか、大阪のおばちゃんによくいそうなタイプ。
いつもの様にマイナートラブル(ちょっと恥ずかしいような。お察しください。)はあったが、無事にホーチミンに到着。この地点で〇〇ちゃんの実力を思い知った。飛行機を降りたらそこで待ってた!国際線だよ!詳しくは言えないが、そのまま並ばずに入国させてもらった。で、日本には無い豪華なミニバスで移動。アジアの国に行くと良くあるやつです。アルファードみたいにせせこましく無いやつ。ご存知の方は分かりますよね。早朝着なので、ホテルに荷物だけ預けて朝食。早朝から洒落たレストラン。早朝だから貸切状態かと思ったら、オーナーに言って特別に開けてもらったらしい。本当に貸切、他に客がいないのも当然。
まあ、ここまでだと本当に豪華観光旅行みたいだが、ここからがお仕事。あちらで有数の製薬会社の工場見学。なんと〇〇ちゃんの叔父さんの会社とかで、特別に製造工程もいろいろ見せてもらった。他のメンバーは基本素人なので良くわかってないみたいだが、注射薬の製造までWHOのGMT認証取ってるので、ベトナムで作る事になっても何も問題ない。もちろんかなりの政治力もあるみたいだし。これだけでもベトナムに来た甲斐があったと思ったほど。
で、昼食後に〇〇ちゃんが経営してるクリニックを2軒視察。どう説明したら良いのか、エステっぽい美容、健康クリニック。メニューは日本から見るとそんなに特別なものはないけど、富裕層向けにほぼ会員制のように予約制限してるらしい。
やっぱり、ベトナムも貧富の差は大きいみたいで、移動しててもコチラが高級車なのに、道はスクーターで溢れてる。しかも、2人3人乗りも多い。大人2人、子供2人の4人乗りまで認められてるとか。皆さんがイメージする通りの普通のスクーターですよ。特に座席が多いわけでもなし。その波の中を車がぬって走る感じ。運転見てたらハラハラして気分悪くなりそうなぐらい。まあ、かように活気で溢れた国なわけだ。幸い雨に降られなかったが、亜熱帯特有の蒸し暑さが結構すごい。コチラはドアtoドアで車移動だからあまり汗かくこともなかったので大助かりだったけど、これ個人で来たら移動大変そう。
因みに遅ればせながら今回のメンバーは化粧品会社の会長さんとその息子さん2人。長男が社長。美容ライターの夫妻。奥さんの方が有名なライター。と私。この方達はとにかくインスタなどの配信をよくやってて、暇があるとスマホ一つでどこでも配信開始。必然的に近くにいる私も登場したりするもんだから、知人から「先生、今ホーチミンですか?」とか「先生、みーつけた。」ってLINEが来てびっくり。この人達かなりの有名人なのは知ってたけど、ここまでみんな見てるとは。SNSの発信が大事と言われているが、まるまるスタッフに投げている私にはとても無理。こんなにマメにできないわ。今回の旅行の顛末もこの方々のインスタなんかに詳しく載ってると思う。お好きな方は探してみて。私はみてないけど。
で、仕事の合間はショッピングが入る。同行しても、今度はコチラが手持ち無沙汰。ブランドショップなんか、あまりの高価さに圧倒(アホらしくて)されて土産買う雰囲気にもならない。土産買って来ない言い訳じゃないですよ。カバンひとつに一千何百万みたいな話に入っていけないだけ。別にせこい訳じゃないですよねえ。それに元来、私は土産買わない派なのだ。海外も学会以外はラリーぐらいなので、僻地ばかりが多くて土産になるものが無いという事情もあったのだが。
話がちょっと脱線したけど、翌日からがハイライト。今回はちょっとスケジュールが押せ押せでここまで。次回に乞うご期待。