Missionary Doctor Heals the Sick and Trains the Next Generation of Medical Professionals in Kenya

ケニアの山奥で、医療に人生を捧げるという選択
〜ある米国人医師と仲間たちの物語〜

ケニアの奥地にある小さな町・カプスワール。
そこに、アメリカから移住し、医療を通じて地域に仕えてきたひと組の夫婦がいます。

医師ではなかった男性が、ひとりの医学生との出会いをきっかけに歩み始めた長い道のり。現地の医療者との協働、過酷な環境、そして信仰を軸とした生き方。静かな感動が心に響くドキュメンタリーです。

すべては、1人の医学生との出会いから

聖書の研究者だったビル・ローズ氏は、イスラエルで偶然拾った医学生の一言に心を動かされ、ドクター・ローズが受賞した米国の医療ミッション賞（賞金50万ドル）は、病院の手術部門の整備と医療人材の育成に使われます。「医師だけでなく、麻酔科医や看護師も育てて、仲間ごと他国へ送り出す」――彼の描く未来は、ただのボランティアでは終わらない、持続可能な医療支援そのものです。16年の歳月をかけて医学の道へ。

道中には度重なる失敗や困難がありましたが、「神に仕える」という信念のもと、ケニアの僻地にあるミッション病院での奉仕を生涯の使命とします。

“助けを必要とする誰かのために” 医療の力を信じて

また、家庭や医療の現場でも応用が期待されるロボット掃除機や超短焦点ホームシアター、AI調理器具まで、技術の進化が生活の隅々に入り込んでいる様子が垣間見えます。

ケニアのカプスワール病院で働く現地医師たちも、かつては貧困に苦しむ家庭の出身。

そんな彼らが、宣教師医師との出会いを通じて医療者となり、いまでは後進の育成にも力を注いでいます。国境を越えて仲間と手を取り合い、医療が人の人生を変える瞬間が丁寧に描かれています。

未来への投資としての「医療人材育成」

ドクター・ローズが受賞した米国の医療ミッション賞（賞金50万ドル）は、病院の手術部門の整備と医療人材の育成に使われます。

「医師だけでなく、麻酔科医や看護師も育てて、仲間ごと他国へ送り出す」
―彼の描く未来は、ただのボランティアでは終わらない、持続可能な医療支援そのものです。

医療の原点に、ふと立ち返りたくなるとき。自らの専門性が、どこか遠くの地で誰かの救いになる・・・

―そんな希望を感じられる一本です。
診療の合間に、心を整える時間としてぜひご覧ください。