医療ニュース 2025.01.31

鳥インフルで殺処分、愛知県は今季186万8000羽で過去最多…知事「戦いはまだまだ続く」

 愛知県は31日、同県半田市の養鶏場の採卵鶏から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。感染確認は県内で今季13例目、国内では48例目。

 県は飼育する約42万5000羽を殺処分する。1養鶏場あたりの殺処分数は県内で過去最多となる。今季の県内の殺処分対象数は鶏とウズラを合わせ、計約186万8000羽となり、過去最多を更新した。

 31日朝、県庁で開かれた緊急対策会議で、大村秀章知事は「様々な防疫措置をかいくぐられて発生した。鳥インフルエンザとの戦いはまだまだ続く」と述べた。