医療ニュース 2025.01.23
観測史上最速で飛散、都内のスギ・ヒノキ花粉は例年の2割増しか…日照時間が長く生育良好
東京都は22日、今シーズンの都内におけるスギ・ヒノキ花粉の飛散予測を発表した。飛散量は昨年と同程度で、例年の1・2倍程度になる見込み。昨夏の近隣県の日照時間が長く、スギ・ヒノキの生育が良かったことなどが要因という。都内では今月8日に観測史上最も早い花粉の飛散が確認されており、都は、花粉シーズンが本格化するとして注意を呼びかけている。
都によると、区部の飛散量の昨年比と例年比はいずれも0・9~1・2倍。多摩地域では昨年比が0・8~1・1倍、例年比が1・1~1・5倍と予測している。飛散量が「多い」とされる日数は42日で、昨年より3日、例年より7日多い。