医療ニュース 2024.02.28

韓国出生率0・72で過去最低、ソウルは0・55…結婚しない若者増える

 【ソウル=依田和彩】韓国統計庁は28日、2023年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子供の推計人数)が0・72(暫定値)となったと発表した。前年より0・06ポイント下がって過去最低を更新した。

 経済協力開発機構(OECD)加盟国でも最低水準で、少子化に歯止めがかからない状況が浮かび上がった。マンション価格高騰や教育費負担、就職難などにより、結婚や出産をしない若者が増えていることが原因とみられる。

 全ての地域で1・0を下回った上、人口の約2割が集中する首都ソウルでは0・55まで下がった。

 この日発表された23年10~12月期の出生率は0・65で、四半期別で初めて0・6台を記録した。23年1年間の出生数(暫定値)も前年比7・7%減の23万人で過去最低を記録した。統計庁は、24年の合計特殊出生率は0・7を割る可能性があるとの見方を示した。

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