３４歳の保育士「顔を殴った覚えはなく、体のどこかを殴ったと思います」…６歳の女児けが

　三重県鈴鹿市内の保育園で園児の顔面を殴るなどしけがを負わせたとして、鈴鹿署は２３日、鈴鹿市、保育士の男（３４）を傷害容疑で逮捕した。「顔を殴った覚えはなく、体のどこかを殴ったと思います」と供述しているという。

　発表によると、男は１８日午後０時４５分頃～１時頃、勤務先の保育園で、６歳の女児の顔面を平手で殴ったり、両脇を抱えて揺さぶったりする暴行を加え、胸に全治約１３日間のけがを負わせた疑い。鈴鹿署によると、男は女児の担任を務めており、１８日夜に女児が母に「体が痛い。怒られて暴力を振るわれた」と被害に遭ったことを伝えたという。

　鈴鹿市によると、男が勤務していたのは、市内の私立保育園で、２２日に園から市にも通報があった。今後、市や県が虐待にあたるかどうか、他にも不適切な行為がなかったかを調査する。