医療ニュース 2024.08.08

小林製薬の最終利益14億円、紅麹問題響き81%減…6月中間連結決算

 小林製薬が8日発表した2024年6月中間連結決算は、売上高が前年同期比0・7%減の731億円、最終利益が81・7%減の14億円だった。「 紅麹(べにこうじ) 」成分入りのサプリメントを巡る健康被害問題を受け、特別損失として、製品回収の関連費用77億円と製造設備の減損損失2億円を計上したことが響いた。

 「未定」としていた24年12月期通期の業績見通しも公表した。売上高は前期比2・6%減の1690億円、最終利益は40・5%減の121億円を見込む。