医療ニュース 2024.05.02
電子カルテを不正閲覧、患者の診療日に待ち伏せや非通知で電話…市立病院の30代技師を停職
三重県四日市市は1日、市立四日市病院の医療技術部に勤務する30歳代の男性技師を停職6か月の懲戒処分にした。
発表によると、男性は1月20日~2月18日、診療に関わっていない知人の患者の電子カルテを複数回にわたり不正に閲覧。患者の診療日に合わせて院内で待ち伏せしたり、患者の携帯電話に非通知で電話をかけたりしたという。
市は、こうした行為は病院の信用を大きく失墜させ、地方公務員法に違反したとしている。
2月上旬、患者から病院に相談があり、発覚した。男性は事実を認めており、謝罪の意思を示しているという。