医療ニュース 2024.02.21

ビールロング缶1日1本で大腸がんの危険、女性は男性より少量・短期間でアルコール性肝硬変も

 厚生労働省は、飲酒に関する初のガイドライン(指針)を公表した。がんなどの疾患別に発症リスクが高まる飲酒量を例示し、性別や年齢に応じた注意点も示した。

 指針では、純アルコール量に着目すべきだと指摘。大腸がんは「男女とも1日20グラム以上」、脳 梗塞こうそく は「男性は1日40グラム以上、女性は11グラム以上」、高血圧は少量でも発症リスクが高まるとした。20グラムはビール500ミリ・リットル(ロング缶1本)、日本酒1合に相当する。

 女性や高齢者は体内の水分量が少なく、アルコールの影響を受けやすい。女性は男性より少量・短期間でアルコール性肝硬変になる場合があり、高齢者は一定量を超えると認知症や転倒の可能性が高まるとした。