医療ニュース 2024.01.19

すでに少量の花粉飛散が始まる…都内予測は昨年の8割程度、暖冬の影響で例年より「やや早め」

 東京都は17日、今春のスギ・ヒノキの花粉飛散が2月8~12日頃に始まるとの予測を発表した。暖冬の影響で、例年(2月15日頃)よりやや早くなる見込み。飛散量は昨春の約0・8倍、例年の約1・1倍になるという。

 都によると、区部の飛散量は昨春の0・7~0・9倍、例年の0・9~1・2倍。多摩地域では昨春の0・6~0・9倍、例年の0・9~1・3倍と見込まれる。飛散量が「多い」に分類される日は38日程度と予測され、昨春より2日少なく、例年より5日多いという。すでに少量の飛散が始まっており、都は外出時のマスクや眼鏡、帽子の着用のほか、衣服に付いた花粉を払い落としてから室内に入るなどの対策を勧めている。