記事・コラム 2014.06.01

基礎から知る!骨粗鬆症の病態と治療

骨粗鬆症の検査

骨粗鬆症の検査

骨粗鬆症の検査は大きく分けて2種類

骨粗鬆症に対する検査は大きく分けて、骨の量の指標として「骨密度」を調べる方法と、骨の新陳代謝の指標として「骨代謝マーカー」を調べる方法があります。

骨密度検査

骨密度(骨量)検査は、骨の量を調べるための方法のひとつで、骨に含まれるカルシウムなどの量を測定します。骨密度検査には、DXA法、MD法、超音波法などがあります。

骨代謝マーカー

骨形成、骨吸収がどのくらい行われているかを示す指標です。

血液や尿を採取して検査し、骨代謝(骨形成や骨吸収のバランス)を調べることができます。この検査値は、病気の状態、進行の予測、治療薬選択の判断材料になります。また、薬の効果があらわれているかの評価にも使われます。